なにかを決断することがとても苦手だ。
今まで手の届く範囲での決め事はいくらでもあった。もっと頑張れば手が伸びそうな選択も、失敗が怖くて最初から選ばなかった。
それらを重ねて今のわたしがあるのだから、別に悪いことではないと思う。
でも、自分が選んだ道で良かったかなんて結果論に過ぎない。それなのに、選んだ直後なんてどう転ぶかも分からないくせして、どうにかしていちばん良いものを取りたいと思う。
その良いもの、良い選択とは恐らく最短ルートのこと。効率と結果を両立できるものなんだろう。挫折したくないから。
前置きが長くなった。
わたしは、決断することが非常に苦手です。そ
れが今後に関わることなら尚更。現状にまあまあ満足している時は特に動き出せない。だってこれ以上を求めて以下になったら意味が無いから。
そしてもうひとつ。
自分の感情が信用ならないのです。
人への感情、ものへの感情、考え事をした時の感情。
これはもうずっと持ち続けられるだろうと思った感情でさえグラついて、全部がどうでもよくなります。
信じていたものだからこそ、余計に落胆してしまう。あんなに手を離せないと思っていたのに、なぜ、と。
思いっきり変わってくれればまだ良いのですが、また元通りの感情がなってくることも多いです。
一時の気の迷いで嫌いだ無駄だなどという思考が脳をかきみだす。
そして、それが気の迷いなのかも分からない。感情把握ができていないのだ。
難しいよ、人間
