ニュースでだいぶ先の地球はもう人が住めないと見かけました。
その時生きるいのちとかは何も知らないのですが、今わたしの好きな作品が誰の目に触れる可能性も保管され後世に残される選択も何もかもなくなってしまう、ということがとてもとても怖いと思います。
あなたが今努めたことも、ただ呼吸をしていたことも、愛をこめたなにかも、なにもかもが認識されなくなってしまうかもしれない。
物語や記憶は存在しただけでは生きていけないと思っています。誰かの目に入らなければ息をしていない。存在が認識されていないのはとても悲しい。今この瞬間に座椅子でだらけているわたしも、わたしがいなくなったあとはなにも残らないのだ。
そう思うとひどく落ち込みます。
子供を産む気がないので、「何かを残す」という行為には遺伝子を手段にできません。
そのためのツールがわたしにとっては創作かもしれません。ちょっぴりでもいいので人の目に映って、いつか思い出してくれたらいいな。
このブログはそのためにも書いているのかもしれません。